単行本2冊出ました!Blog

iPad Proのサイズ選び[2018]

「はじめに – iPad Proで漫画を描くよ。」に戻る

この記事はnoteにて2018年に作成し、2021年に加筆修正しました。

目次

iPad Proのサイズ選び[2018]

WWDC、iPad Proどころか新型ハードの発表も一切ありませんでしたね……。ガックリ。そんなわけで、現行モデルを検討されている方も多かろうと思います。

Apple Pencilが通常のiPadにも対応されたこともあり、選択肢も少し増えました。(2018/06追記)

  • iPad Pro 12.5/10.5インチ
  • iPad 2018(第6世代以降)9.7インチ
  • Apple Pencil

印刷に出すような高解像度のイラストや漫画でしたら、iPad Proの12.5インチ一択です。
10.5インチでも描けないことはないですが、かなり作風が限られると思われます。
トップバナーのような単色・カット程度なら、10.5インチでも大丈夫でしょう。

通常のiPadにもPencilが対応しましたが、絵を描くという目的が第一であれば、Proを買うしかありません。
Proには「ProMotion」という、特別なテクノロジーが使われています。
アナログからデジタルに移行した際、ほとんどの人が必ず経験する「一枚ガラスを隔てて描いている」という感覚をなくす技術といえば、凄さが伝わるでしょうか。

これまでワコム製タブレットを20年使ってきましたが、最新型(Cintiq 13HD)になってもやはりこの「一枚ガラスの感覚」は抜けきりません。
フルデジタルで描くならば、使用者がマシンに身体を合わせるという作業は、どうしても必要なものでした。
しかしiPad Proではそういったアナログ・デジタルの感覚のズレが相当少なくなっています。

これからデジタルでイラストや漫画を描こうと考えているなら、迷うことなくiPad Proがいいと思います。
もちろんiPadならではのダメなところ、Cintiqならではのいいところもありますが、後の記事にいたします。

通常iPadでもPencilが使えますが、「ProMotion」はナシですので、反応速度や書き味に差が出ます。
筆圧感知を重視するようなタッチの方はやめておきましょう。
ネームしかやらない、文字しか書かないなど、タッチのクオリティにこだわる必要がなければ、通常iPadで充分です。

※ただしiPadでの文字入力はとてもやりづらいので、ネームのみ用途ではオススメしません。手書きなら◎。

Proと通常iPadの違いは、こちら記事が参考になります。(2022/05/02追記 記事が削除されていました)

iPad ProとiPad(第6世代)どっちがいいのか?違いや使い勝手を比較してみた!

目次